国土交通大臣認定取得
建築基準法にて要求されている1時耐火性能基準に合格しています。
※消防評定は取得しておりません。集合住宅などの消防法における共住区画への使用の際は、所轄の消防署へ相談してください。
中空間仕切壁にも対応
コンクリートの壁または床だけでなく、中空間仕切壁やALCの壁または床の区画貫通処理工法にも対応できます。
施工が簡単
配管1本に対しケーブル1本を一緒に巻くことが可能です。
テープタイプのため防火区画を貫通する配管に一周以上巻き付けてカットし、ロックウールまたはモルタルで埋め戻すだけです。
(中空間仕切壁についてはスリープを挿人してください。)
コンパクトで美しい仕上がり
壁または床面に対してフラットに仕上がり、突出部分がないため、邪魔にならないうえ、美観にも優れます。
コードNo. | 型番 | 梱包 |
---|---|---|
64121 | IRTR-N | 8 |
■セット内容
記号 | 部品名 | 数量 |
---|---|---|
A | 耐火テープ媒タイプ タイカマクダケ IRTR-N | 1 |
B | 取扱説明書 | 1 |
C | 国土交通大臣認定品表示シール | 1シート(6枚) |
※ CはBに添付。
■適用範囲概要
(単位:mm)
適用貫通区画 | 配管種類 | 1本当たりの最大サイズ | 占積率 | |
---|---|---|---|---|
適用貫通区画 | 厚さ | |||
床: ALC・コンクリート 壁: ALC・コンクリート 中空壁 |
100以上 | 金属管 被覆金属管 |
被覆外径ø87 (金属管ø44.45、被覆厚20) |
ø151以下= 44.5% ø175以下= 40.3% |
ケーブル | 導体総断面積1 4mm2、 外径ø13.5 |
※被覆とは、ポリエチレンフォーム、難燃ポリオレフィンフォーム、ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォーム、合成ゴム系フォーム(ニトリルゴム、スチレンゴム、クロロプレンゴム、工チレンプロビレンゴムなど)、クラスウール、ロックウールを指します。
※金属管とは、管、鋼管、ステンレス鋼管を指します。
注意●作業時は、作業手袋などを着用してください。
●屋外で使用の際は、紫外線、雨水などが当たらないように処置を施してください。
●認定書を熟読のうえ、施工してください。
●配管サイズ選定の際には、貫通穴径および占積率を共に満たすことを確認してください。
●区画貫通部で配管が動かないように近傍でしっかりと固定してください。不十分な場合は、耐火テープにズレが生じて耐火性能が発揮できません。
●2本以上の冷媒配管の共巻はできません。
■施工図例
■IRTR耐火テープ冷媒タイプの選定
占積率:開口面積に対する配管・ケーブルの断面積の総合計の割合
■巻き付け長さ比較
■2系統を収納した場合
(単位:mm)
保温材10mm厚 | 保温材20mm厚 | テープ必要長さ[CIRTR-S] | テープ必要長さ[CIRTR-N] | ||
---|---|---|---|---|---|
液管 | ガス管 | ||||
銅管 | 外径 | 銅管 | 外径 | 留め付け代付 | 留め付け代付 |
9.52 | 27※ (31) |
19.05 | 61 | 390 ※ (400) |
730 ※ (760) |
12.70 | 34 | 25.40 | 67 | 440 | 810 |
19.05 | 41 | 31 .75 | 73 | 480 | 810 |
※9.52銅管の( )内は10mm保温材の場合です。
■3管式の場合
(単位:mm)
保温材10mm厚 | 保温材20mm厚 | 保温材20mm厚 | テープ必要長さ[CIRTR-S] | テープ必要長さ[CIRTR-N] | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
液管 | ガス管 | ガス管 | |||||
銅管 | 外径 | 銅管 | 外径 | 銅管 | 外径 | 留め付け代付 | 留め付け代付 |
19.05 | 41 | 28.58 | 70 | 38.10 | 80 | 700 | 740 |
19.05 | 41 | 31.75 | 73 | 38.10 | 80 | 710 | 750 |
22.22 | 44 | 28.58 | 70 | 38.10 | 80 | 710 | 750 |
注意※それぞれ10mmオーバーラップさせた理論値にて算出していますので、参考としてください。
※配管の組み合わせ、巻き付け方によって長さが変わりますので、実際に確認してカットしてください。