雷サージとは、「らいサージ」や「かみなりサージ」と呼ばれ、 雷が落ちるときに異常な高電圧や大電流が発生して、その異常高電圧の影響で異常な過大電流が流れることを言います。
電源線や通信線などを通って家の中に侵入し、電子機器や電気機器の破損を引き起こします。
雷サージには「直撃雷サージ」と「誘導雷サージ」の2種類があります。
直撃雷サージとは、雷が電柱や電線、建物の避雷針、テレビのアンテナなどに落ちた場合、 雷の電気が、その電線を伝って建物の中に流れ込む現象です。 建物や電気が流れるものに「直撃」した場合が直撃雷サージです。
一方、誘導雷サージとは、放電によるもので樹木や地面に落雷した場合、その周辺にも高い電圧が発生します。 その電流が近くの電柱や電話線を伝い、建物の中に入り込む現象のことです。
また落雷しなくても雷雲と大気によって放電した高い電圧も誘導雷サージと言います。
雷の多い地域では雷サージが発生しやすいのですが、電線などを通じで雷サージが広範囲まで伝わり被害が拡大することもあります。
7月~9月が最も雷が多くなります。
夏場の時期だけでなく秋から冬にかけて季節の変わり目は落雷も多いので、通年での警戒必要です。
落雷発生時には一時的に3000~4500Vの高電圧が発生します。
その電圧が家電製品に流れると、製品の故障(電源が入らない)や最悪発火の可能性があります。
落雷時、電線などの高所にあるものに瞬間的に発生する有害な過電圧や過電流のことです。
電話線、電源線、アンテナ、大気中を通って家の中に進入し、このサージ電圧によってパソコン・ルーターなどの電子機器は、絶縁破壊や誤作動・劣化などの影響を受けます。「雷ガード」は、内蔵された吸収素子(バリスタ)が雷サージを吸収することで、接続するパソコンなど故障を防ぐため、雷サージ対策として最適です。